My First NY4-SOHO/Chinatown
Return to Index
女性誌などで盛んに取り上げられるSOHO。
コマーシャリズムとアートがいい具合に混ざり、落ち着いた雰囲気がいい感じの街だった。
昔から勝手に想像していた、とんがったアート感覚というのはなかった。
 
SOHOのビル壁画



SOHOの街並み
雰囲気はちょっと青山って感じのSOHO

今日は、今回のニューヨーク旅行の目的でもあった、SOHOギャラリー巡りの日。
SOHOには狭いエリアに50以上のギャラリーがある。しかし、人気のエリアとなって家賃が高騰したために、最近ではチェルシーに移ってしまったギャラリーも多いらしい。
街の雰囲気は、落ち着いた町並みにギャラリーやシャレた生活雑貨、家具を売っている店が建ち並び、青山のような感じだ。かなりいい感じである。
ところが、SOHOエリアの下辺にあたるキャナルST.に出ると、チャイナ・タウンとの接線にあたるため、いきなり雰囲気も歩いている人種も変わってしまうのが面白い。

A|Xのロゴ
アルマーニ・エクスチェンジのWEB SITEからは、NET用のTシャツを買うことができる。
地下鉄のSpring st.を下車してまず目指したのは、A|X(アルマーニ・エクスチェンジ)のショップだ。
マンハッタン中やたらにあるGAPとは違い、A|Xは今のところSOHOにしかない(5th Ave.店が今年の夏にOPENするらしい)。
なんといってもアルマーニですから、カジュアル・ラインとは言ってもセンスがいい!きゃーきゃー言いながら、服を手にとってしまった。でも、ここで一気にお買物モードに入ってしまうと、ギャラリー巡りの荷物になってしまうので、お買物は帰りにすることにした。

では、A|Xの前にある【グッゲンハイム美術館別館】からスタート。
今は<中国美術5千年展>というのをやっていた。中国は好きなのだが、今回はポップ・アートを見たくてここに来たので、ミュージアム・ショップを見るだけにした。
グッゲンハイム・ミュージアム・ショップは、MoMAよりもセンスのいいものが揃っている。オリジナルTシャツも、なかなかグッドだ!カッコいい傘も売っている。なーんだ、ちゃんとした傘もニューヨークで買えるじゃありませんか!
ちなみに【グッゲンハイム美術館本館】には、明日行く予定になっている。

CHAMBERLAIN'S
John Chamberlain
Pace Wildenstein(3/11-4/25,98)
142 Greene Street,NY

| SOHO PDF MAP |
ニューヨークに到着した日に届けてもらったSOHOギャラリー・マップは、今SOHOでも話題のギャラリー・カフェ【Space Untitled / Espresso Cafe】のオーナーさんが作ってくれたものだ。
数あるギャラリーの中でも、ホットなものを10程度絞り込んでしてくれたので、大いに助かった。そこにピックアップされたところと、歩いていて目に留まったところを見てまわることにした。
Helloと挨拶を交わすだけで、あとは自由にさせておいてくれるので、ミュージアムのように気を張って作品と対面しなくてもいい自由さが嬉しい。つたない英語でも、親切に作品のポイントを説明してくれるスタッフがいるギャラリーもあった。
SOHOは、マンハッタンでも今一番ホットな場所と言われているだけあって、『地球の歩き方'97〜'98版』ともすでに少し変わっている。
今回僕らが使ったギャラリー・マップをこちらにPDFで用意したので、参考にしてください。

Macのマウス型ミント
Macのマウスをかたどったミント。WEBの広告サイトがプリントされている。
映画『恋におちて』のロケで使われた【リゾーリ・ブックストア】は、アート関連の本がたくさんあってステキな場所だ。
2Fには、ゆっくり本を見ることができるテーブルもある。
ポスト・カード・ブックも豊富で、ハーブ・リッツやブルース・ウェーバーをはじめ、キレイ系のメイルヌードの写真がたくさんディスプレイされており、クールだった。

生活雑貨ショップの【アドホック】では、Macのマウスをそのままシルバーケースにしたミント・タブレットをゲット!
ゆいが、これを探していたので、見つけることができてラッキー。

ソーホー・グランド・ホテルの脇にあるHIP HOPグッズ・ショップ【Down & Under】は、ニューヨークを走る地下鉄のナンバー・プレートを背にプリントしたTシャツが名物。ここは、ニューヨーク在住のHIP HOPダンサーENGINさんのサイトにも紹介されている。

というわけで、ランチをとるのも忘れて歩き回ってしまった。
一息つくために、マップ・ギャラリーを作ってくれた方がオーナーの【Space Untitled / Espresso Cafe】を訪れた。
ここには『マリ・クレール』にも紹介されていたせいか、日本人の姿も多い。
ギャラリーと繋がった高い天井と天窓が心地よい空間を作っている。テーブルに配置されているチェアがバラバラなのだが、それがイームズのチェアだったりして、さりげないおシャレ感覚がいい。
コンビニ弁当のようなパッケージに入った、海苔を内側に巻いた海苔巻きがおいしかった。
このカフェは、入り口近くのエリアが、ニューヨークでは珍しい喫煙スペースになっている。

ギャラリー巡りも一通り済んだところで、A|Xに舞い戻り、チェックしていたTシャツなどをゲット!しかしこの一帯は、このA|Xの紙バッグを持った人間ばかりだ。
その後、Victoria's Ceacretという妖しげな名前の女性下着専門店に入った。
名前とはうって変わって、なかなか趣味のいい下着を取りそろえている。
ここは、男にとっては、まさに秘密の花園といったところ。彼女につきあって店内を歩いていた黒人男性が、"Oh! My God!"を連発していたっけ。

そうそう、僕の大好きなヨージ・ヤマモトのブティックもこのSOHOにあった。
しかし、店員が等間隔で立っている店内は、とても敷居が高く、恐くて入れなかった(^^;


中華街おみやげパック
映画などでもよくみかける、中華料理のテイクアウト・パック。
今夜の夕食は、チャイナ・タウンで食べることにした。
キャナル・ストリートをチャイナ・タウンに向かって歩いていくと、ニューヨークの町並みが一気に上海あたりに変わってしまう。
宮園さんご推薦の<HOP KEE>はすごく混んでいたので、近くのベジタブル料理の店に入った。お坊さんたちが輪になってテーブルを囲んでいる姿が気に入ったからだ。
1品1品の量がやたら多く食べ切れなかったので、残った分をテイクアウトすることにした。そしたら、映画でもよく観る、取っ手のついたかわいいパッケージに詰めてくれた。
帰りは、チャイナタウンに面しているリトル・イタリーを通って、地下鉄で帰った。


< BACK > NEXT