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暮古月日記(くれこづきにっき) 97-12-21
イカせる歯医者
歯医者に通っていることは、「リペア計画」にも書いたよね。
神経の治療は、週一回着々と進んでます。
痛いです。痛いから、なんとかこれを快感に変換する方法はないものかと、実はいろいろ試していたんだ。痛みを点でなく面で捉えようと意識したり、むりやり「すごく気持ちいいぜぇぇぇ」と脳に指令を送ったり(笑)

ところが。変革は急に訪れた。
針状のもので神経をぐりぐりとやられていたとき、急に、震えがくるほどの快感が全身を貫いたのだ!(爆)
肩から頭にかけて小刻みに震えが起こり、首から下は脱力状態となり、あの部分だけは力強く脈打っていた(どっか〜ん)

うう。ついに、いけない悦びを知ってしまったのね、僕。
ああ、先生、僕を開発してくれてありがとう!(きゃー)


死体
駅から職場まで少々距離があるので、自転車を使っているんだ。
ルートの途中、公園の入り口近く。警官と数人の住人らしき人たちが集まっていた。なんだろう?
彼らの視線の先には、スーツを着たオヤヂがうつ伏せに倒れていた。
オヤヂの顔面が接しているコンクリートの地面には、血が広がっている。
運悪く、顔面から倒れてしまったらしい。
警官と住人は、オヤヂをどうするわけでもなく、立ったままハナシを続けていた。 救急車を待っているのだろうか?それともすでに手遅れで、現場検証がはじまったのだろうか。
謎が頭を駆けめぐったが、僕はそのまま自転車で通り過ぎていった。


点滅
テレ東「ポケモン」の透過光点滅をみた子どもたちが光誘発発作
各局とも、鬼の首をとったかのように毎日報道してるよね(なんだかなぁ)
点滅に敏感な人(特に子ども)は、3000人に1人くらいの割合でいるんだってね。今回のメディアによる「検査」で、そういう体質なんだって分かった人が多いんだから、これから気をつけて生きていかないとね。
だってさ。世の中点滅光に溢れてるぜ!

夜の交差点近くで、僕の横をすり抜けていったスポーツ・サイクルは、後部にすばやく点滅する発光反射板をつけていた。おお!点滅光だ!と思って目をそらした先には、ピザ屋の軒先にある電光掲示板が点滅しながら店の名前を表示していた。気がつくと、交差点に差し掛かる車が、次々とウィンカーランプを点滅させて左折していく。信号の青信号が点滅している。
おおお!街中点滅光だらけだ!(発作を誘発するほど素早い点滅ではないけど)

子ども番組では、いろいろ見せ方のお約束があるんだよね。セリフを喋っていないキャラが画面にいて、別のキャラのセリフだけが画面に入るというのは、認識の問題で混乱するから極力避けなくてはいけない、とか。
今回の「ポケモン」のように、1コマ撮りの背景差し替え透過光が4秒続くという表現は、特に子どもがターゲットになる番組では、禁じ手の1つとしてガイドラインを決めておいたほうがいいと思うよ。子ども番組で使いやすい手法だからね。
テレ東の自粛と規制はいいんだけどさ、「ポケモン」の放送をストップさせるなんてことしないで、しっかり謝って、放送続けろよ。番組楽しみにしている子だっていっぱいいるんだぜ。


合掌
伊丹十三監督、飛び降り自殺。
銀座4丁目の交差点からみえる電光掲示板でそのニュースを知った。
世界的に日本映画の評価が高まってきている中、そのきっかけを作った人物が、そこまで追いつめられてしまったとは…。
詳しいことはまだ知らないので書けないけれど。
とにかく残念といかいいようがありません。ご冥福をお祈りします。


追伸
「Present for me」で書いたアブフレックスだけど、5日くらいで飽きてしまった(笑)だって、単純すぎるんだもん、やることが。

ここのところ、会社で徹夜。床に寝袋直置き状態で仮眠を取ることが多いので、腰が痛くて参ってます。
だって、床、固いんだもん(涙)
エアーベッド買ってもらわないと、会社に。

年末の宴には縁のなかった僕ですが、今年は3つの宴に参加できました。
いつも一緒にいる方々、久しぶりに会った方々、一緒に楽しく過ごせてうれしかったよ。これからもよろしくです。


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