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梅ぼしに目覚める 2001-03-31

幕張にあるホテル「ザ・マンハッタン」の和定食に出てきた梅ぼしが、やたら美味しかったことは前にちょっと触れたけど。
実は果肉がやわらかい梅ぼしって、あんまり好きじゃなかったんだ。寿司屋で食べる梅しそ巻やカリカリ梅は好きなんだけど、やわらかい梅ぼしは僕の中で、お腹を壊した時おかゆと一緒に食べるものって変な登録のされ方しちゃってて「梅ぼし=お腹を壊す=おかゆ」という食べ物と体調の三位一体を思い起こしちゃうのね(笑)
でも、ゆいに言わせれば「それは、本当においしい梅ぼしを食べたことがないから」なんだって。好きじゃなかった食べ物も、本当においしいものと出会うことで、大好物とはいかなくてもいろいろ食べられるようになってきた僕。ひさしぶりに味覚の<データ更新>が行なわれたみたい。

その、おいしい梅ぼしをゆいが通販で注文しまして。
「ザ・マンハッタン」のと同じ味だからと言われて食べてみたら、まさにあの美味しさ!
今回注文したのは、中田食品株式会社の6種類が少しずつパッケージされた<お試し版>なんだけど、その中のはちみつを加えて漬け込んだ甘口の「はちみつ完熟梅」と、こんぶ&かつお節&しょう油&シソでまろやかな味に仕上げた「梅ぼし田舎漬」ってのが、やたら美味しくて。ごはんがなくても、梅ぼしとお茶だけで食べられちゃう!

正直、ハマりました。2個、3個平気で続けて食べられちゃう。
でもこの「はちみつ完熟梅」、700gで2,500円というお値段。スーパーで普通に売っている梅ぼしとは、明らかに値段が違う。
37歳にして、はじめて知りました。梅ぼしの美味しさは値段と比例するということを。マロングラッセみたいなものだったのね。
通販カタログで一番高いのは「高級紀州梅干・禅」ってやつ。1粒250円!うひょ。商品写真をみると、銘々皿に乗った1粒の梅ぼしと、高級和菓子のように1粒ずつ和紙に包まれて木箱に納まっているパッケージが。梅ぼしなんてどれも同じと思っていた頃は、こうやって出されたら「菓子代ケチって梅ぼしかいっ!」って怒ったかもしれないね。でも、<データ更新>された今の僕には、ちゃあんとその「価値」が分かるんだ(^_^)




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