スーパーやコンビニで見かける子供向け玩具入りお菓子、通称「食玩（しょくがん）」には、やたらマニアックなフィギュアが入っていたりします。 2000年の夏、フルタ製菓から発売された「百鬼夜行」シリーズは、造形クオリティの高さで世界トップレベルの海洋堂が成型した妖怪フィギュアが入ったシリーズ。 パッケージにある「対象年齢4歳以上」という言葉と「注：この商品は御祓い済みです」のミスマッチがステキすぎ！妖怪といっても、水木しげるの描くキャラクター性のあるものではなく、江戸時代に描かれた妖怪画を元にしているんです。妖怪って日本の文化ですからね。すでにどこが子供向けやねん？って。 でも、京極夏彦の小説が好きな人なら、この企画にビビビッと反応しちゃいますね。案の定、反応してしまいました。 そしてなんと、フルタ＋海洋堂による「百鬼夜行」第２シリーズの発売が11月に決まったようです。京極ファンがにやりとなってしまう「鉄鼠」も出るみたいだよ。 妖怪世界 妖怪について、より深く知りたい人におすすめです。