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アカデミー賞 98-03-26
今週は、アカデミー賞授賞式がありました。
ここ数年、アカデミー作品賞をとった作品って、観る機会をことごとく逃していたんです。なもんで、たいして興味のないアカデミー賞なのですが、今年はすでに観た『タイタニック』が有力だっていうんで、衛星放送ではじめてオンタイムで授賞式を観てしまいました。けっこう退屈な展開が多いんだねー、授賞式って。これは、ダイジェストで観た方がいいですよ。
結果は予想通り『タイタニック』が11部門受賞。
さかんに『ベン・ハー』が持つ最多受賞記録に並んだ!と報道されてましたね。まるで、『ベン・ハー』を追い抜いてはいけないのだよ、とでも言いたげな(^^;

WOWOWのアカデミー特集で、MGMミュージカル『恋の手ほどき』を観ました。
楽曲はいくつか知っていたし、どんなストーリーなのかも知っていたけれど、本編を観るのはこれが初めて!
パリの社交階級が舞台なので、衣装といい、室内の装飾といい、やたらに豪華!『マイ・フェア・レディ』よりも豪華かもしれない。
お話は、少女ジジが社交界のプレイボーイのガストンと、いいお友達段階から恋をして結婚をするまで、という単純きわまりないもの。で、お茶の入れ方や宝石の見方、立ち居振る舞いなど、レディーとしての教育シーンが挟み込まれるわけ。ハデなダンス・シーンがある訳でもないのに、その無闇やたらな豪華さに引きずられて、最後まで観てしまいました。
どーでもいいけど、舞台がちっともパリに見えないんだ。どうみてもハリウッドだよー!

さて、この作品、何の賞をもらったのだろう?と調べてびっくり。
作品賞、監督賞、脚色賞、ミュージカル音楽賞、撮影賞、主題歌賞、美術監督賞、衣装デザイン賞、編集賞、特別賞の10部門受賞。
ひょえー。すげー。あの『ベン・ハー』よりも1つ少ないだけかい?
まったくもって、アカデミー賞ってよく分からないねー。


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