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大江戸線でGO! 2001-01-22

平成12年12月12日、地下鉄都営12号線;大江戸線が開通しました。
そして、これまで最寄り駅の築地or月島から徒歩15分なんて場所にあった会社の近くに、大江戸線「勝どき」駅が誕生!駅から3分のアクセスになりました。

ということで、通勤経路が大江戸線になった僕。通勤時間は、日比谷線の「築地」を使って駅から会社まで自転車で往復する方が短いんだけど、楽さには勝てません。
楽?はたしてどれだけ楽なのか?そこを突き詰めると、単に確実に座れるからの1点だけだったりするんですけど(^^;
日比谷線の仲御徒町から大江戸線の上野御徒町への乗り換え連絡通路の距離は、路線変更初日はかなりうんざりしちゃった長さでした。スケートボード使えば楽だろうに‥。開通から1ヶ月余り経ち、毎日のことで距離感に慣れた今になってもそう思う。

仲御徒町→上野御徒町の乗り換え通路。この遙か遙か先に改札が…。
はじめにうんざりした点。それは車両の狭さといすの奥行きのなさ&かたさ、吊り広告がアクリルの板で挟まれていて、見栄えが悪いということ。
車両の狭さは、車体動力部の開発とトンネル壁面に空間をとらずに済む技術によって、予算を節約できる結果なんだそうだけど、銀座線より狭い空間って、圧迫感があるよね。いすのすわり心地の悪さといい、客の回転をよくするために心理的に居心地の悪さを演出するファーストフードの店内設計かよ?ってムッとしてしました。毎日使う環境なんだぜ?ってね。
吊り広告のアクリル板板挟みも、工夫の1つだとは思うけど、広告を作るデザイナーの立場からすると、がっかりしちゃう仕掛けだしね。

とは言っても、大江戸線開通バンザイです。
会社を拠点にした移動が全然便利になりました。これまで築地か銀座までバスやタクシーを使い、そこから電車に乗り換えなくてはいけなかったので、正直一度会社に行ってしまうと打ち合わせとかで会社から出るのが億劫だったんですよ。たま〜に会社帰りにどこかに遊びにいくのもめんどかった。
それが、近くに駅があるというだけで、フットワークが軽くなるんだよね。
雑誌やテレビでは、今まで足を運びにくかった東京下町のおいしいお店特集などが組まれていますが、僕からすると、勝どきという陸の孤島から本土に向かう足ができたことがなによりです。
でも、街の空気が一番しっくりして好きな銀座に出るのは、やっぱり不便な今まで通りの手段しかないのが残念だな。

そうそう。大江戸線といえば、駅ごとにホームや構内のデザインが違うんだよね。
基本的に街の雰囲気をモチーフにしたものらしいけど、鉄板造形物で壁面が埋め尽くされた「清澄白河」ってどんなサイバーな街よ?って思っちゃう。ここ、この駅止まりの電車もあるんで、よく降ろされるんだよね。なんでこんな半端なところが終点なんだろう?って思うけど、乗り換えをする「上野御徒町」のひとつ手前の「新御徒町」が終電の終点で降ろされた時は愕然としました。こんなところで降ろされてどうしろってんだー!ってね(泣)またそういう日に限ってすごい雨だったりするんだよね(大泣)

東京都交通局/大江戸線オフィシャルサイト
 http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/go-oedo/


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