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世紀末WEBクリエイターも今日まで 2000-12-31

年々年末気分が薄らいでいくけど、今年はギリギリまでお仕事だから余計だね。
来年はいつもの新年じゃなくて「新世紀」。単位が1年でなく100年スケールで事始めになっちゃうのが仰々しいです。
芸術の世界では、前世紀末に活躍した<世紀末画家><世紀末音楽家>っていうグルーピングがカッコいいから、今を活躍することが<世紀末WEBクリエイター>なんだっ!って自己満足してたのに、それも今日までか、…ちょっと残念。

<世紀末WEBクリエイター>らしく、帰宅は深夜タクシーを利用する日々。タクシーを拾う場所が2カ所で決まっているから、行き先で僕のことを記憶している運転手が何人かいるんだよね。
でも、先日乗ったタクシーの運転手さんから「前にも乗ってくれましたよね?会社はあのあたりで…たしかダンスしている人…でしょ?」って言われた時は、さすがにビックリ!行き先でなく僕本人のことをそこまで覚えてるとは!しかも前回乗ったのは、話の内容からすると2〜3年前なんだよね。「おにーさん、男前だから覚えてて」って嬉しいこと言ってくれたけど、すごい記憶力だよ。すっかり話がはずんでしまって、名刺までもらってしまいました(^^)

顔が濃いせいか、僕は覚えられやすいみたい。
会社の近くにある食べ物屋やローソンの店員など、数回通えば言わなくても会社名を入れた領収書をくれるし、前回注文したものまで覚えてくれてるし(^^;
あらためて思い返せば、よく行く場所では確実に覚えられてる気配があります。 通っているほどでもないのに、「いつもいつもありがとうございます」って挨拶されちゃうと、自分に似た人間がやたらこの世に存在している可能性も疑いたくなります。
そういえば社会人になり立ての頃、修行でビデオの撮影スタッフに出されると、「はじめまして」なのに「前にも一緒したことあったよね?」って返されることがよくあったっけ。特徴的だから覚えられやすいのではなく、印象に残りやすい<よくある顔>なのかもしれません(笑)
まぁ今は髪の色が特徴的だから、そっちで覚えやすくなってるのは仕方ないとして。ヘタなところに出入りできないッスね(^^; 変装しなくっちゃ。

高校時代に観てショックを受けたキューブリックの「2001年宇宙の旅」。映画が制作された当時(1968年)に、コンピュータとのコミュニケーションとディスプレイを通してメッセージを表示するという未来像を描いた先見はすごいよね。神業です。その神業にあやかるようにリアル・ワールドの技術者やデザイナーが、あの映画と現実とのギャップを埋めていく努力をしてきたんだろうけどね。でも、もう「2001年」を追う必要はないわけです。これからは、自分たちがつくった世界がイコールSF未来世界なんだよ。
そんな2001年以降を突っ走っていくために、モノリスに触れて進化したいっす。
そして、顔じゃなくて存在を広く覚えてもらえるようになりたいもんです。
(でもこのサイトを広く知られる存在にするつもりは毛頭ないの)




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