Memories of M
「エム」が今日永眠しました。19年も生きてきた長老ネコさんでした。
僕がエムと一緒に暮らすようになったのは、結婚して数年経って今の2世帯住宅に移ってきてから。それまでは、ゆいのおばあちゃんが飼ってたのね。はじめは気性の荒い怖いネコさんという印象が強かったんだけど、僕らと暮らすようになって、すっかり甘えたネコさんになってしまいました。なんかゆいが面倒みるようになると、みんな甘えたさんになっちゃうみたい。

名前の由来は、額に「M」の模様があることから。昔は「ミュー」って呼んでたんだけど、僕はかわいがる生き物を「〜すけ」と呼ぶようになるので、「エム」の方が「ミュー」より「すけ」をつけやすかったから、「エムすけ」「エムちゃん」が定着しちゃった。

ここ数年は、モノに動じない、まさに主のようなネコでした。見慣れぬ人が部屋にいても、雷がなっても。そういうものに敏感な「カヲル」をみていると、少しは反応しろーって思うくらいマイペースなネコ。
歳の割には毛並みがよくて、おなかがフカフカしてぬいぐるみのようだったから、<寝具>として枕にしたり顔をうずめて寝てました(笑)

ずっと一緒にいたから、いなくなっても、自然と目がエムを探してしまうんだよね。悲しいというより、寂しいって感じ。僕らといてくれてありがと、って気持ちでいっぱいです。
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